TOEICリスニング先読みのコツは流し読み?Part3、Part4で勝つ【TOEIC985点取得者解説】

こんにちは。TOEICコーチのきなこです。

TOEIC Part7・・・
多くの人が苦手と感じている長文問題。

こんにちは。 英語コーチのきなこ、こと高瀬さなえです。

本日は、TOEICのテクニックとして、 多くの方が知っているのにも関わらず、
多くの方が誤った方法でやっていること。

リスニングパートの「問題先読み」のコツを お話していきたいと思います。

筆者きなこの英語に関する実績

名古屋大学文学部言語学専攻
カナダ留学経験あり(1年半)
TOEIC985点取得
IELTS Overall7.0
Listening8.5 Reading 6.5 Writing 6.0 Speaking 6.5 ※Readingでは最高8.0を得点

なぜTOEICのリスニングで先読みが必要なのか?

さて、多くの方がよく知っている
TOEICリスニングで点数を上げるテクニック 問題の先読み。

TOEICのスコアを上げる上で必須のテクニックになります。

しかし、問題の先読みをする際、 こんなことをしていないでしょうか?
隈なく、選択肢や問題文を読み込んでいませんか?

実は問題の先読みには目的があります。
それは、 「会話のテーマを把握すること」です。

リスニングというと、 「一語一句聞き漏らすな」という
緊張感とプレッシャーに毎回苦しみながら
挑んでいる方も多いと思いますが

けれども、
「単語や文法の知識を使って聞く」

これはリスニングのごく一つの方法です。
(ボトムアップ処理と呼ばれます。)

聞き手が持っている一般常識や
文脈から 予測や推測を手がかりに理解を進めていく

つまり、問題文を先読みしてテーマを把握した上で
知識を活性化させて聞く、という方法もあるのです。
(これはトップダウン処理と呼ばれます。)

多くの方がボトムアップ処理である
「単語や音を聞き逃さない」ということに集中しすぎて
問題文の先読みは、
「選択肢に出てくる単語を覚えておき、
リスニングで出てくるときに
気を付けて聞いておくものだ」

「だから、完璧に選択肢まで 読み込まなければ!」 と
勘違いしがちなのですが、

実は問題文の先読みの目的は、
どんな話をするのかな?という前知識を 得ることも含まれているのです。

TOEICのPart3,4攻略は先読みでテーマを把握する

例えば、仕事の場面を思い浮かべてみてください。

突然、前情報もなく、
お得意様との商談や役員が出席する会議に
放り込まれても 全く議論についていけないと思います。

しかし、前もって「取引先と納期について話題にする」 ということが
分かっていれば、取引先が申し訳なさそうに
だらだらと説明を始めれば
「納期が遅れる理由を言うんだろうな」 という予測がつくので、

心の準備ができ、 少し聞き逃しても会話についていくことができます。

それと同じです。

英語のリスニングについても同じことが起こっており、
前情報から話題の道筋を予測したりして、
見当をつけながら聞くことができるのです。

さて、それでは、問題文をどのように読んだらよいでしょうか。

正確に時間をかけて読み込むよりも、効率のよい方法があります。

それは「流し読み」です。
情報に優先順位をつけ、必要なところだけ ポイントを絞って読むのです。

特に問題文のうち、選択肢はこの読み方が参考になります。

文字では伝えづらかったので
私が行っている具体的な方法をStand.fmで話しました。
ぜひ参考にしてください。

TOEICリスニング先読みのコツのまとめ

リスニング先読みのコツについてまとめました。

リスニング先読みのコツ

❶リスニングの先読みの目的はテーマ把握
リスニングの方法は2つある。
ボトムアップ(単語・文法)
トップダウン(一般知識や背景)
先読みの目的はトップダウン
→背景を理解して聞くこと

❷流し読みがポイント
特に選択肢では情報の断捨離がポイントとなる

ぜひ、今後のTOEICスコアアップに役立ててください!

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